オフセットの設定がオーダー可能なプラスμのローターはカラーやスペーサーの製作を省くことができる。キャリパーにはAPレーシングを採用
エンジンのパワーアップにともないオイルクーラーはアールズ製を装備。9インチ13段でステンメッシュのオイルラインはシリンダー右回しとした
フロントフォークには性能も申し分なく、コストパフォーマンスを合わせもったXJR1200を流用。ステムはゼファー1100
デザインのゴツさが気に入り、オーナー自らが指定したスイングアームはウイリーのモノ。剛性の高さは実際の走りの生かされる
従来のアフターマーケットにおけるＺ系バックスタップの不満を解消すべく製作されたマッコイ。ベストなポジションと作動性はオーナー様にも好評
エキゾーストはウィンマッコイを装備。中低速のトルクを重視し、サウンドも大人が満足できる上質なものを目指してつくられています
Ｚとの相性が抜群にいいクァンタムのリヤショック。セッティングも出しやすくスタイル的にもマッチしている
エンジン、足まわりのバージョンアップに合わせキャリパーはAPレーシングの2ポット、マスターはブレンボに換装され、効きを強化させている
84～85年にかけローソンレプリカ系の最終型として発売されたZ1100Rは今や希少価値の高い存在だ。しかし、この車両は当初オリジナルの姿をたもちながらもエンジンが不調。それを機会にと、オーナー様が持ち込まれました。エンジンはボアを広げ1170㏄に排気量アップ。ヨシムラのハイカムをセットし、各ポートは研磨されてキャブレターは同じくヨシムラのTMR-MJN、エキゾーストはオリジナルのウィンマッコイでまとまられた。車両の味わいを残すためにフレームの補強は6箇所のみ。ホイールサイズもあえて18インチとし、JBパワーのマグ鍛を履いた。
| エンジン総排気量 | 1,170cc |
|---|---|
| ピストン | ワイセコφ75mm |
| カムシャフト | ヨシムラＳＴ-1 |
| キャブレター | ヨシムラTMR-MJNφ38mm |
| エキゾーストシステム | ウィン・マッコイ |
| ホイール | (F)JBパワー マグ鍛 JB2 3.00-18 (R)JBパワー マグ鍛 JB2 4.50-18 |
| タイヤ | (F)ブリヂストン BT-020 110/80-18 (R)ブリヂストン BT-020 160/70-18 |
| Fブレーキ | キャリパー：APレーシング4ポット ローター：プラスμφ320mm |
| Rブレーキ | キャリパー：APレーシング2ポット ローター：XJR1300 |
| Fフォーク | XJR1200 |
| Rショック | クァンタム |
| スイングアーム | ウイリー |
| ハンドルバー | ポッシュ |
| ステップ | マッコイ |
etc.
